スナップショット。
撮影機材
：Pentax M42 Super Takumar 55mm F1.8
夕方から夜にかけての、一番気だるい時間。
仕事ならともかく
昼過ぎまで寝てしまっていては、もう何もできない。
でもコンビニまで行って、光熱費のお支払い。おしまい。
火種。
軽い気持ちが、誰かの心に重くのしかかり
まったく関係のない人たちが、ここぞとばかりに薪をくべる。
最後には焼け野原。どこにも証拠は残ってなさそうだけど
もう逃げられない。消火不良。
小さな芸術家たちは
今日もどこかで作品づくり。石ころでさえも、彼らの素材。
無垢が最大の芸術。
それが爆発して、もっと凄くなるはずだったのに。
今はつまらない箱の中で生きています。
僕らは自由の刑に処されている。
行こうと思えばどこにでも行ける。でも重くて仕方ない。
それは世間が許さない。世間が黙っていない。
昔読んだ小説で出てきた文章がフラッシュバック。
そうか、世間は俺か。
侵食していく。いや、侵食されていく。
表現としては曖昧だけど、そちらのほうがしっくりくる。
これは美しくない。逃げ道を増やすための手立てだ。
正常の大人の仲間入り。
せっかく温めていた言葉も、すぐに冷え切った。
予定なんか崩壊するほうが自然で
うまくいきすぎるのは、かえって不自然だ。
とっくの昔にメモったポエムも、まったくもって不自然だ。
