ヤスナガコラム。

「ヤスナガ見聞録」という名前でYouTube活動しています。

顔が「障がい者」と、いじめられた高校時代。

今週のお題「忘れたいこと」

顔が「障がい者」と虐められたこと。

 

拝啓

エクアドルのコンプレックスを

僕に当てつけないでください。

 

現代社会の点数がよかった。確か92点だったと思う。

高校に入って、初めてのテストは

幸先のよいスタートのはずだった。

このことがきっかけで、クラスの女子から

精神的な攻撃が始まるとは、このときは思いもしなかった。

教室に入るたびに「きもい」と毎日浴びせられた。

最初は友達だった女の子も

次第に声をかけてくれなくなった。

明らかに避けるようになった。

まるでゾンビのように、いじめの感染が広まっていった。

友人たちに相談しても「スルーしろ」「被害妄想だ」と

いじられるばっかりで、まったく居場所がなかった。

一番思い出に残ってしまった言葉は

「顔が障がい者みたい(笑)」

高校2年の後半から、僕は学校へ行けなくなった。

このとき、体中を掻きむしる癖がついてしまい

僕の背中は一面真っ赤に染まってしまった。

高卒認定を取得した段階で、高校を中途退学した。

あれから、もう6年も経過しているけど

いまだに忘れられない、忘れることができない。

描けるはずだったものが、すべて台無しになった。

僕の青春。